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【限定公開のお知らせ】特許権を用いた企業の特許戦略を示す指標の構築とその利用

この度、サンドボックス環境にて「特許権指標」をご提供頂いている株式会社フィンデクス様より、
提供データについての講義動画をご提供頂けることとなりました。
講義動画は6/30(木)から期間限定公開となります。ご興味のある方は、この機会にぜひご視聴ください。

特許権を用いた企業の特許戦略を示す指標の構築とその利用
《概要》
 企業が保有する特許権の経済的価値と特許権の運用情報(出願,登録,存続,放棄など)を考慮した企業の特許戦略を示す指標の構築方法と,それらの指標を用いた株式投資手法を詳説する.
 財務諸表に直接表現されない企業価値として企業の技術力に注目し,企業が保有する特許権を用いて企業の技術力を表現している.なお,企業価値の評価については,技術力が高い企業は,企業価値・業績が向上した結果,株価が向上するという仮定にもとづき,当該企業の株式への投資パフォーマンスを用いて評価する.
 特許権に関する情報は,特許庁が提供する特許情報標準データをもとに構築する.ここで,特許情報標準データは,特許庁が保有する特許・実用新案・意匠・商標に関する書誌・経過情報等について情報の更新日単位でまとめたものである.これらの情報をもとに,企業単位に特許権情報を格納したデータベースを構築し,企業毎に特許戦略を示す3種類の指標を算出する.つづいて,算出した指標に基づくモデルポートフォリオを構築し投資パフォーマンスを評価する.講演では,ポートフォリオの構築方法とパフォーマンス評価について詳しく説明する.
 本講演の内容は,一橋大学横内研究室との共同研究に基づいている.なお,共同研究の成果の一部はADSリサーチアソシエーション(ADSRA)会員の皆様に向けて利用開放している.興味を持たれた方は,ADSRAへご参加いただき,ご利用していただきたい.